保護者から選ばれる塾長になれ
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前回からの続きです
いくら良い指導技術をもっていても、それが伝わらなければ
残念ながら保護者や生徒さんは新規会員として来塾してくれません。
反対に、あまり良い物、サービス・指導技術ではなかったとしても
伝え方、見せ方がうまければ
ある程度、商品・サービスは売れていきます。
つまり入塾が増えます。
これが現実社会なのです。
最近、青汁などの健康食品のテレビCMが
ますます競争激化して進化しています。
一昨日、何気なくテレビを見ていたら
北海道のハンバーグ屋さんが、
東京の物産展でがんばっている特集がされていました。
「おー、北海道のハンバーグってうまいのかなー」
と思ってみていたら、実は青汁のCMだったらしく(笑
突然、その店主が青汁を飲み始めて
「あーおいしい!おいしいから続くー!」
と青汁の話に移行しました。
そして、それからたくさんのお客さんがその青汁を
飲んでいるシーンに移り、
「青汁飲んでから元気になった!」
「食事が偏るから野菜不足にはコレ!」
といった映像のオンパレード
最後に少しだけ、この青汁のこだわりと他の青汁との差別化が
紹介されていました。
実に7~8割がお客様の声だったのです。
しかもCM(約2~3分)の前半は青汁のCMだと
まったく分かりません。
私はハンバーク屋さんの特集だと思っていました。
でも、健康食品を一番売るという事に必要なものは
ターゲットに類似した「このお客様の声」をいかにリアルに
作り上げるかということなのです。
実際に、見込み客の人が欲しい物は青汁じゃなくて
青汁を飲んで元気になった自分や、仕事をがんばっている
「自分の未来」がほしいのです。
人は、商品やサービスが欲しいのではないのです。
その先にある「自分の好転した未来」がほしいのです。
つまり
結果であり、そんな未来が手に入れられると予想される
価値、Valueです。
学習塾の場合でしたら、確かな授業技術の後ろに
保護者や生徒さんそれぞれの目的があります。
前置きが長くなりましたが、
次回から保護者や生徒さんに自分の未来(目的)を感じてもらい
「是非この塾で学びたい!」と
思われるホームページの
開設の仕方をお伝えしてまいります。
つづく